在宅ワークのイス選び(リクライニング・ロッキング・オットマン付)

チェア

在宅ワークに適切なイス

普段職場ではどんなイスを使っていますか?

おそらくコクヨ、オカムラ、イトーキ等の日本を代表する什器メーカー品を使用していませんか?

この新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークになった方もいらっしゃると思いますが、自宅のイスがコスト優先や子供のころから使用してるイスで長く業務を続けることに、ストレスが大きくかかることがわかりました。子供のころはあまり気にならなかったのですが、大人になりあまり体に融通が効かなくなると、イスの良しあしがそのまま業務の成果として出てきてしまいました。(自分だけか?)

これは「イカン」と一大決心をし、業務を継続できる疲れないイス、体に優しいイスを買おうと思い立ちました。

オフィス用のイスに必要な機能

一般的な機能

在宅で使用するといってもやっぱり業務用のイスだろうなと思いオフィスチェアで調べてみると、必要な一般的な機能は、以下のとおり。

①.体圧分散

イスに適切に体重が分圧されることで、お尻への負担が減り長時間の業務に耐えることができる。

②.背骨がきれいなS字形

背骨を適切なS字形にする背もたれによるサポート機能で、姿勢を正しく保つことができ、疲れの軽減に貢献する。

③.体形にあわせた調整

身長の大小の違いに対し、高さやサイズの変更や柔軟に行うことができることで様々な体形に対応することができる。

④ハイバック

仮眠する時は、ハイバックがうれしい。

⑤.肘掛け

これが無いと肘の納まりが悪い。

その他の機能

その他の機能として、自分が求めた機能は、以下のとおり。

①.リクライニング

これがあるとちょっと横になって寝ることが可能になるのでなるべく角度が大きい方望ましい。

②.ロッキング機能

ちょっとした休憩やシンキングタイムの時、ロッキング機能があると、リラックスできる。

③.オットマン機能

足を伸ばしたい時や、リクライニングと連動して使用することで仮眠をとることができる。

④.マウステーブル

やっぱりデスクワークにはパソコンということで、マウスをメインで使用する私はやっぱり肘掛けにマウステーブルがあった方がいい。

⑤タブレットテーブル

タブレットやスマホなどちょっと置けるスペースがあれば便利。

予算

予算は10万円

何のことはない。新型コロナの給付金が1人10万円だから、この金額以下を予算として設定した。安くてよさそうなものがあれば、少し余らせてイス以外の物も買えるかなと淡い期待をもっていた。

イスの選定

イスなんか今までまともに研究して購入したことがなかったため、日本の代表的な什器メーカーを中心に検索して勉強してみた

オフィスチェア

コクヨ

日本の什器トップメーカーであり、やっぱり良いものが揃っています。メーカー標準価格がかなり高い。でも期待を裏切らない。会社で使用していますが疲れをまったく感じません。ただ残念ながらオフィス用なのでオットマンが無い。やっぱり会社で横になって寝れないですね。コクヨからは、いろんな種類のオフィスチェアが出ていますが、これぐらいのグレードが選んで外れはないですね。私は汗かきのため、簡単に掃除ができるタイプか、涼しげなメッシュタイプしか選びません。予算をオーバーするが、候補として選びました。

180度リクライニングはできないが、座る人の体重に応じてリクライニングの強度を自動で調節するオートアジャストロッキングを採用し、ロッキング角度20度でちょっとした休憩時にはちょうど良い感じ。

エルゴヒューマン

事務のプロとしてイスのプロを選定するとなるとエルゴヒューマンを選定から外すことができません。値段はかなり高いですが、仕事の効率、体への負担軽減、快適な作業環境を構築が必須であれば、これを買ってみたい。これなら一息つきたい時のロッキング機能、横になる時のオットマン機能付き、またオプションでタブレットスタンドを取り受けでき、ほしい機能がすべて網羅されている。ほしいけど約10万円・・・でもやっぱり高い。

 

オットマンが無いモデルならこれかな?

 

オカムラ

本当は上位グレードのコンテッサがほしいのだけれども、予算が届きそうもないので
下位グレードから選んでみた。これも約10万円するけれど・・・

イトーキ

忘れちゃいけないイトーキのイス。はっきり言って値段が10万円ほどなので、買って悔いはない。
代表的な什器メーカーの候補を上げてみたが、10万円の給付金をもらってもやっぱりもったいないという貧乏性がでてしまった。またリクライニング角度が180度とならず、ほしい機能を満足していない。イスで横になって寝ることが無く予算にゆとりがあるかたは上記のいずれを選んでも後悔はしないと思う。
とにかく安くてリクライニングが180度近くあるものは何かないかと探した。ネットを徘徊しているうちにゲーミングチェアなるものを発見。これか? これを選べばいいのか? 何か安くて高機能で良さそう。
ということで、ゲーミングチェアを選択肢として選んでみた。どうもゲーミングチェアをオフィスチェアとして選択している人がかなりいるように感じた。

ゲーミングチェア

ゲーミングチェアを調べてみると次の2社、AKRACINGとDXRACERが有名ブランドのようだ。

①.AKARACING(エーケーレーシング)

ゲーミングチェアで有名どころはやはりこれ!
有名だけあって値段もそこそこ高い。約6万円。
ネットの評判を見ても悪くない。給付金の予算が余る・・・・いいのか?
買っていいのか?

②DXRACER(デラックスレーサー)

AKRACINGと並ぶゲーミングチェアの双璧。値段も同等の約6万円である。使用したことは無いが、双璧にふさわしい使用感はあると思われる。アメリカ製が好きならこれをどうぞ!

 

ノーブランドのゲーミングチェアはいろいろありそうだ。目移りがする。安くても材質や構造が似通っていればそこそこ同じようなものが手に入るのではないかという貧乏性が出てしまい、今回は座面が厚くリクライニング、ロッキング、オットマン付きで「これか」と神の啓示のあったものを思わずポチッとしてみた。

③RAKU ゲーミングチェア

いろいろ悩んだ結果、結局これを買ってみた。
 このチェアには、大体ほしい機能はついていたが、腰付近の振動機能は使用していない。マウステーブルは無い。後付けできないか検討中。ロッキング機能は大きな角度はなかったが金額なりには動いてくれる。たくさんあるノーブランド品の中で大きく心を動かされたのは耐荷重200KGとスイベル静音キャスターだ。
 やっぱり大きい耐荷重の方が頑丈で長持ちしそうな雰囲気がある。また静かなキャスターには魅力を感じた。そこからの買いの決め手は、15CMの厚みのある高反発ウレタンクッション、腰に良さそうな腰当て、首あて、180度リクライニング、最大の買いはやっぱりオットマン付きでこの値段、コストパフォーマンスがすばらしいところかな。
 実際、何時間も使用しても厚みのあるクッションのおかげで尻が痛くならない。ちょっと疲れた時にそのまま寝ることができる。実際一晩このチェアで寝てみたが熟睡できてしまった。
静かなキャスターは売り文句通り、15cmクッションも申し分ない。
 ちょっと首あてが硬かったので中のクッション材を少し抜いたのは内緒だ。チャックがついていたので簡単だった。
 不満な点は、ロッキング中にギシギシとキシミ音がでることぐらいだ。表面素材に通気性は無いが、逆に汚れたら掃除しやすくなったと割り切ることで良しとした。
 なお、商品は完成品でなかったため、組み立て時間が30分程度かかった。組み立てネジが袋にはなく、本体に最初からついていたからネジが見当たらないと少しあせったが、問題なく1人で組み立てができた。
総合的には非常によくできたチェアと思われた。

まとめ

 結局安かろうゲーミングチェアを選んで購入してしまったが、使用感に全く問題を感じないため悪かろうにはなっていない。コストパフォーマンスが非常に良い買い物であったと思う。ただ、他のイスもおそらく材料や機能にそんなに違いがあるとは思われないため、選択の考え方としては、予算に余裕があって所有欲を満たしたいのであればブランドを選び、機能性や使用材料等をよく吟味してノーブランド品を選ぶかのどちらでも良いではないか、予算に応じてお好みでと思った。
でもいつかは10万オーバーのイスを使用してみたいものだが、いつかそんな日が来るだろうか? 宝くじがあたったら検討してみよう・・・
新型コロナの給付金が予想以上に余ったので今度は何を買おうか思案中だ。